スタッフの声

豊嶋部長

この仕事に興味を持ったキッカケは何でしたか?

もともと車に興味があって、ガソリンスタンドでアルバイトもしていました。25歳のときに「募集」を見て、整備士になれるんだと思って応募しました。当時は、現在の宇部テクノパークではなく宇部市の船木に工場があって、面接に行った時点で車屋、モータースというより鉄工所という雰囲気だったので最初は不安だらけ。25歳の時に入社したのでもう16年前ですね。昔は職人みたいに無口なタイプの人がたくさん居て、今みたいに和やかな雰囲気じゃなかったです(笑)。入ったばかりの頃は何でもいいから早く覚えてやろうとしてましたね。なんとなくひと通りのことが分かるようになったのが5年くらい。一人前になるのに10年といったところでしょうか。

入社して2、3年くらい経った時に、もうずっとここに骨を埋めてやっていこうと決めました。入社して2年くらいして結婚したので家族が出来たというのは決断する大きなキッカケになりました。それと、普通自動車より特殊車輌の方がお客様により求められているんだなということが働いていくうちによく分かりました。普通自動車は他にも色んな会社があるけど、特殊車輌に関してはやっている会社が少ないので自分も力を入れてやっていきたいなと思うようになりました。家族も出来たのでしっかり稼いでいきたいなと。

当時の自分と比べて、自分の中で「成長したな―」という思うことがあれば教えてください。

もともと人見知りなので入社当時は会話も少なかったんですけど、今では少しでも現場の雰囲気が明るくなったらいいなと思って自分からたくさん話しかけるようにしています。そう考えると、自分も成長してるのかなと思います。技術面では、故障した特殊車輌を見て、どこが悪いのか診断をする。1人で診断して、修理をして、1人で解決できるようになったことが増えたことは成長かなと。

また、学びの機会もありました。参加した経営指針塾や、中小企業同友会で先輩経営者の方々から教えてもらったことは今でも活きています。自分はどうしたいのか、これからどうしていけばいいのかを考えるキッカケになりました。その中から見えてきたものは、たとえ一人前になって1人で何でも出来るようになったとしても、会社は人の助けがないと出来ることは限られる。みんなの協力があってはじめて大きなことが出来る。だから積極的にコミュニケーションを取っていく必要があるんだと強く思わされたことです。

1日の仕事の流れを教えてください。

スタート(今日1日の現場の段取りを考える)
朝礼(現場の仕事を誰に割り振るかを決めて伝える)
 
 
 
現場、客対応(電話1日30件、修理依頼、操作問い合わせ)など
※現場:客対応=半々くらい
 
 
 
 

お客様のことを少し教えてください。

電力会社、電気工事会社、建設会社などがメインのお客様になります。仕事の依頼の5割は、外で車両が動かなくなった、格納できなくなったなど緊急性のある電話。3割が、法律で1年毎に行なわなければならないと定められている「点検」の仕事。残りの1割がリース・レンタル会社が持っている特殊車輌の「修理」です。

専門的な知識・スキルはどのように身につけたら良いですか?

メーカーの研修会に出席したり、マニュアルを読み込んだり、実地で経験を積むことが大切です。入ってすぐの頃は、先輩に同行して何をするのにも付いて回って仕事を覚えてもらいます。最初は師匠がやる通りにやってみて、基礎が身についてきたら、師匠のもとを離れて、今度は自分で色々なことを覚えていきます。

この仕事で一番楽しい瞬間・やり甲斐は何ですか?

新人時代は、普段は無口な先輩に褒めてもらったときなんか特別嬉しかったですね。でも、やっぱり1番はお客様のお役に立てた時ですかね。お客様からの緊急の依頼で現場に駆け付けたとき、自分達ではどうしようも出来なくて青ざめているんですよ。道路の流れを止めてしまっていたり、道路の真ん中で立ち往生してしまったり。地域社会に与える影響は決して小さくないですから。なんとか現場で修理出来たり、ひとまず格納できたりすると、皆さんほっと胸を撫で下ろされて安心されます。その顔を見られたときは、役に立てたという想いで胸がいっぱいになります。

この仕事での一番印象に残っている「エピソード」を教えてください。

社員旅行の真っ最中、急に社長から「工場長をやってくれんか?」と予想だにしていないことを言われたことですね。唐突すぎてビックリしました。そんな私のいまの目標は、経営を覚えていきたいんです。だからもっと勉強したい。会社の中の数字にも強くなりたいので45歳まで後4年で身につけたいと思っています。

新人さんが入社してきたら、どういう風にサポートしようと考えていますか?

おじさんが多い職場なので、新しい人が入ってきたら、新人さんとの年齢のギャップを埋められるように40代の自分が間に入ってコミュニケーションが取れるように積極的に動いていこうと思います。新人さんはまず先輩とバディを組んで仕事を覚えていってもらうので私も全力でサポートします。もし私のようにモータース(整備工場)のようなイメージを抱いて豊田車輌に入ってくると、車の修理・整備というより機械いじりの方が多い職場なので、もしかしたら急に不安になってしまうかもしれないのでフォローアップは任せてください。

内野社長はどんな人ですか?

私は引きずるタイプなんですが、社長は気持ちの切り替えが早くて見習いたいところです。ポジティブ思考で、ドライでさっぱりしてるんですよね。お酒が好きで毎日飲んでいるみたいですよ。社員3、4人と船釣りに出かけて鯛を狙ってみたりとアクティブな人だと思います。

趣味や好きなことがあれば教えてください。

コロナ期間に、釣り・キャンプなどアウトドアにハマりました。

ギアを揃えて家族で出かけたりしています。

最後に新しく入ってくる方に向けてメッセージをお願いします。

いわゆる整備士の仕事だと思って入ってくると、違う分野の仕事が多くて最初は面食らうかもしれません。ただ、未経験から入った方が固定概念がないのでこの仕事に向いていると思います。好奇心が大切な仕事です。疑問が湧いたら自分で追及する人はこの仕事に向いていると思いますよ。好奇心が旺盛な方は仕事も早く覚えていくことが出来るので成長が早いです。「モノづくり」が好きな人には向いている仕事です。部品交換一つするにしても、なぜこの部品なのかを考えると仕事は面白くなってくる。でも、心配しないでください。最初は必ず先輩をつけてマンツーマンで教えるので、未経験だからって躊躇しないでもらいたいですね。

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